- 中東
エジプト労働法改正
エジプトでは、2025年5月3日に新しい労働法(以下、「新労働法」と言います。)が公布されており、同年9月1日から施行される予定です。また、新労働法176条以下に基づいて専門労働裁判所が設立され、同年10月1日から運用が開始される予定です。本ニューズレターでは、エジプトの新労働法のいくつかの主なポイントについて解説します。新労働法12条では、労働者は、給与(社会保険料の算定基礎となる金額)の3%以上の年次昇給を受けられるようになり、当該昇給は当該労働者の雇用の開始日又は前回の年次昇給の日の1年後に行うことが…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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中東ニューズレター
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日本の法律事務所に所属する弁護士としては、唯一の中東地域における長期常駐弁護士。中東・北アフリカのハブであるUAEドバイから、UAE、サウジアラビアを含む中東湾岸諸国、イラン、イスラエル、トルコ、エジプト等を広くカバーする。代理店法、外資規制、経済制裁等の中東固有の法的問題を頻繁に取り扱っており、関連するセミナー・執筆多数。中東では、度々法律と実務の乖離が問題となるところ、現地での多様な経験や人脈を生かした法律内容の提供以上の実務的助言が可能。各国主要法律事務所との関係も深く、弁護士費用のコントロールも含め、適時に適切な連携を行う。また、出向先のJBIC、総合商社電力本部、英国法律事務所での経験も含め、世界各国のインフラプロジェクトに関与しており、インフラ分野にも強みを有する。