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  • 事業再生 / 倒産

JVの撤退と清算(2023年11月9日号)

JV(ジョイントベンチャー)は、自社の持たないノウハウ・経営資源等をJVパートナー間がJVを通じて相互に提供することで新たな価値を創出すると共に、リスクを適切に分担することに存在意義の1つがある。しかしながら、①一旦、JVパートナー間の関係が悪化すると、デッドロックや契約違反が生じ、円滑なビジネス運営に支障をきたし、また、②JV(対象会社)の財務状況が悪化すると、当該損失の処理を巡って、JVパートナー間で軋轢が発生することがある。そこで、本稿では、そのようなJVの処理を巡る問題を概観することとする。まず、JVパー…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

柴原 多

柴原 多 Masaru SHIBAHARA

  • パートナー
  • 東京

80件余りの企業の再生・倒産案件を踏まえ、多角的な観点から、M&A、ファイナンスの調達、私的整理における金融機関とのコミュニケーションに尽力。また従来より、上記案件に加えて、幅広く利害の対立する事業継承案件(家族憲章の作成等)に注力するとともに、クライアントおよびクライアントの属する業界環境・経済的実態を踏まえ、複数の訴訟案件に対応する。