連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第10回・完 - ミャンマーへの投資に伴う実務上の諸課題
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論文
連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第10回・完 - ミャンマーへの投資に伴う実務上の諸課題
湯川雄介弁護士、鈴木健文弁護士およびフォーリンアトーニーのチー・チャン・ニェインが執筆した「連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第10回・完 - ミャンマーへの投資に伴う実務上の諸課題」と題する論文が、NBL No.1150(2019年7月15日号)に掲載されました。
- 関連トピックス
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- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第1回 - 連載開始に当たって
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第2回 - 不動産概念と建物一般の取扱いについて
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第3回 - 不動産の利用権(1)
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第4回 - 不動産の利用権(2)
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第5回 - 不動産利用権の変動
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第6回 - コンドミニアム法 - コンドミニアムの開発について
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第7回 - 登録制度
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第8回 - 不動産の公共的取得
- 連載: ミャンマー不動産法の理論と実務 第9回 - 個別区画の取扱いに関する諸論点
著者等 Authors
チーチャンニェイン Kyi Chan Nyein
- カウンセル
- ヤンゴン
各種法令調査、各種許認可取得支援、合弁契約の作成・締結交渉、デューディリジェンス、ミャンマー政府当局との折衝支援、株式譲渡手続の実行、労務関係等、通信・物流・建設等のインフラ関連事業、金融、製造業等の法的支援およびミャンマーにおける紛争解決など、幅広い案件に関与している。 また日本語が堪能であり、ミャンマーにおける複数の法整備支援プロジェクトへの関与、当地の法制度調査の実施、長期にわたる現地に根ざした経験に基づき、ミャンマーにおいて広いネットワークを有している。 主な受賞歴に、Asialaw Leading Lawyers 2017 (Rising Star)、Asialaw Profiles 2018 (Recommended Individuals)、Chambers Asia-Pacific 2022 (Associates to Watch) が挙げられる。
2015年からミャンマーにおける外国系リーディングファームに出向しミャンマー現地に1年間駐在した経験を持ち、法務省からミャンマーの法律実務等に関する調査に2年間従事するなど、以後一貫してミャンマー法務全般に深く携わる。ミャンマー最高裁判所協力の下でのミャンマー裁判官向けビジネス法務等に関する教科書作成プロジェクトや、ミャンマー裁判官に対するビジネス法務のレクチャーなどミャンマーでの法教育・公益的事業にも携わった経験を有する。クロスボーダーM&Aや合弁取引等のクロスボーダー案件にも多数従事し、新興国から先進国まで幅広い経験から、現地事情に即した柔軟な案件対応を心がける。クロスボーダー・海外案件等を中心に、日本および海外の政府・準政府機関に対する多数のアドバイス経験も有する。
「ビジネスと人権」の分野において、人権規範の策定、人権デューディリジェンス、ステークホルダーエンゲージメント、契約における人権条項の策定、各国現代奴隷法対応のほか、人権課題がある国との取引に関する相談を含めて企業が直面する人権課題対応を数多く支援。日本弁護士連合会国際人権問題委員会(ビジネスと人権PT)の幹事を務め、大学・ロースクールで教壇に立つほか、書籍、セミナー等を通じた本分野の普及にわたる活動にも従事している。 また、2013年1月よりミャンマーのヤンゴンに駐在し、西村あさひヤンゴン事務所の代表を務めており、ミャンマーへの投資を企図しているおよび進出済み企業に対し、法領域・事業セクターを問わず広くアドバイスを提供するほか、法令の起草を含めて数多くの法整備支援活動にも従事。ミャンマー倒産実務家協会の最初の外国人会員となる等ミャンマー法務のパイオニア的存在。