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N&Aリーガルフォーラムオンライン

生成AIの社内利用ルールのポイント

― 生成AIの特徴・利用動向を踏まえて ―

日時
収録日:2024年12月4日(水)公開期間:2024年12月9日(月)~2025年3月7日(金)17:00(JST)
会場
オンライン配信(アーカイブ)

 近時、企業における生成AIの利用が急速に進んでいます。そして、生成AIを適切に利用するためには、生成AIの社内利用ルールが重要となります。
 生成AIの社内利用ルールについては、①生成AIの特徴(パターン処理等)を踏まえた内容にすること、②次々に新たな生成AIサービスが登場しているため、利用する生成AIサービスの内容・特徴を踏まえたものにすること、③生成AIの法的留意点に基づいて禁止事項・制限事項を定めることが必要になります。
 そこで、本セミナーでは、生成AIについて技術的知見を有する講師(生成AIの中心技術であるニューラルネットワーク(ディープラーニング)の研究室(東京大学廣瀬明研究室)に3年間在籍)が、生成AIの特徴・利用動向、及び、生成AIの利用における法的留意点を踏まえて、生成AIの社内利用ルールのポイントについて解説します。

プログラム Program

1. 生成AIの特徴・利用動向

  • AI・生成AIの概念整理
  • 生成AIの特徴(パターン処理、帰納的処理等)
  • 生成AIの利用動向

2. 生成AIの利用における法的留意点

  • 著作権法
  • 個人情報保護法
  • 秘密保持義務を負って取得した情報
  • パブリシティ権侵害

3. 生成AIの社内利用ルールのポイント

  • 法的留意点に基づき禁止・制限すべき事項
  • 生成AIの利用方法と、情報漏洩リスクの関係
  • 入力に関する留意点(社内情報(営業秘密等)の入力の可否等)
  • 出力の利用に関する留意点(社内利用と社外利用、各従業員がアクセス可能な情報を利用したLLMサービス等)
  • 生成AIの利用規約と社内利用ルールの関係
  • 生成AIの社内利用における包括利用ルールと個別利用ルール
  • 利用する生成AIサービスを追加する場合の留意点
  • 生成AIの試験的導入時における留意点
  • 生成AIをグローバルで利用する場合の留意点
  • 生成AIの開発(RAG等)に関するルール

講師等 Speakers

濱野 敏彦

濱野 敏彦 Toshihiko HAMANO

  • パートナー
  • 東京

理系のバックグラウンド(工学部電子工学科卒業・大学院修了)をいかして、AI、各種データ保護・利活用、医療・ヘルスケア、ソフトウェア・システム関係全般(クラウドコンピューティング、アプリ、OSS等)、IT、DX、量子コンピュータ等の多くの技術系案件に従事する。特に、理系の大学・大学院の3年間、AI・生成AIの中心技術であるニューラルネットワーク(ディープラーニング)の研究室(東京大学廣瀬明研究室)に所属していたため、AI・生成AIの技術に詳しい。 また、理系の大学院在籍時に弁理士試験に合格し、弁理士資格を有している。そのため、理系のバックグラウンドと弁理士としての知見をいかして、特許等の知的財産に関する案件を幅広く取り扱う。 知的財産に関する紛争案件については、特許侵害訴訟、職務発明訴訟、営業秘密訴訟等に従事する。特に、営業秘密関連の紛争について豊富な経験を有しており、その経験を踏まえて、営業秘密漏えいを防止するための体制整備の実務対応(規程類の作成、データ管理、従業員教育等)をサポートする。

注意事項
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