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スポーツDXのビジネス・ローに関する近時の動向と今後の課題

  • 所外セミナー

スポーツDXのビジネス・ローに関する近時の動向と今後の課題

日時
2022年9月20日(火)14:00~16:00
会場
オンライン配信 オンライン配信

近時、欧米ではスポーツにおいてDXを進めて新しい収益源を模索する動きが活発化しており、日本においても、スポーツDXに関する官民での検討が急速に進んでいます。特に、NFTやスポーツトークンといったブロックチェーン技術を活用した新しいサービスに関しては課題が多い中、本年4月に自民党デジタル社会推進本部から「NFTホワイトペーパー~Web3.0時代を見据えたわが国のNFT戦略~」が公表され、スポーツの分野においても、NFTの活用に関する課題と提言が示されました。

本セミナーでは、このような近時の動向を踏まえ、スポーツ庁や経済産業省における取組みや、スポーツDXに係る検討内容を紹介すると共に、スポーツエコシステム推進協議会において策定したNFTガイドライン(スポーツコンテンツを活用したNFTのパッケージ販売と二次流通市場の併設に関するガイドライン)を当日公表し、内容について解説します。後半においては、有識者を招いたパネルディスカッションを開催し、スポーツにおけるNFTやデータの活用可能性やその課題、権利関係の在り方等について議論する予定です。

プログラム

  • 基調講演「スポーツ庁におけるDX関連施策について」
    渡辺隆史(スポーツ庁 民間スポーツ担当 参事官)
  • 講演「スポーツDXレポートについて(予定)」
    吉倉秀和(経済産業省商務サービスグループサービス政策課スポーツ産業室長)
  • 講演「NFTガイドラインの公表について」
    稲垣弘則(協議会事務局長:西村あさひ法律事務所弁護士)
  • パネルディスカッション①「NFTガイドラインを踏まえたスポーツ×NFTの今後の展望と課題」
    遠藤英壽(モデレーター、協議会事務局:ボストンコンサルティンググループ)
    園部健二(パシフィックリーグマーケティング株式会社 執行役員COO)
    橋爪隆(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
    吉倉秀和(経済産業省商務サービスグループサービス政策課スポーツ産業室長)
  • パネルディスカッション②「スポーツにおけるデータ活用の可能性と権利関係の在り方」
    稲垣弘則(モデレーター、協議会事務局長:西村あさひ法律事務所弁護士)
    井上康生(全日本柔道連盟 ブランディング戦略推進特別委員長、東海大学 スポーツプロモーションセンター 教授)
    岩城農(株式会社マイネット 専務取締役)
    上野達弘(早稲田大学法学学術院 教授)

受講料: 無料

*会社名/学校名、役職情報は登壇者へ共有させていただく可能性がございます。予めご了承ください。
*本セミナーの録音・録画、内容や資料の無断複製・引用はお控えください。

講師等 Speakers

稲垣 弘則

稲垣 弘則(講師) Hironori INAGAKI

  • パートナー
  • 東京

スポーツ・エンターテインメント分野における国内外の幅広いコネクションや国内スポーツマネジメント会社のビジネスサイドへの出向経験をいかし、クライアントの本質的なニーズや課題を理解・解決する。
スポーツDX(データビジネス、スポーツベッティング、ファンタジースポーツ、NFT、スポーツトークン)の分野で多数の企業をサポートしており、スポーツとテクノロジーが交錯する幅広い法律問題が絡む案件の経験が豊富である。DXを活用したスポーツの産業化等を目的とした業界団体であるスポーツエコシステム推進協議会の事務局長も務めており、国内外の業界の最新動向や課題に精通している。