- ヨーロッパ
欧州ガンジャンピング規制に関する新たな司法判断(2021年12月9日号)
2018年7月号のヨーロッパニューズレターにおいてもご紹介しておりますが、各国の競争法上、各種のM&A等の企業結合案件について、(1)必要とされ事前届出をせずに企業結合を実行したり、(2)たとえ事前届出を行っていたとしても、競争当局の承認が得られた上で所定の待機期間が経過しなければ許容されない競争制限行為をしたりした場合には、競争法違反になる旨が定められています。この(1)・(2)のような行為は「ガンジャンピング」と呼ばれ、競争法の規制対象となっています。EU競争法において、企業結合はEU Merger Regulation(2004年1月20日付け理事会規則139/2004号、…続きは下記PDFファイルからご覧ください。
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ヨーロッパニューズレター(2021年12月9日号)(249 KB / 4 pages)
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独占禁止法/競争法分野では内外のカルテル/私的独占等の違反被疑事件・企業結合案件・コンプライアンスのいずれについても対応し、国際的な弁護士評価誌でも我が国で最高ランクの評価を得ている。大型国際カルテル案件の処理や著名な企業結合の実現に貢献。通商法分野では我が国における開拓者として知られ、民間企業及び政府機関の双方に助言を継続しており世界的に知名度も高い。内外企業を代理して、日本の不当廉売関税や補助金相殺関税案件に関与。海外当局による不当廉売関税調査対応の他、輸出規制、政府調達協定を巡る日本国内紛争に従事する。上記分野に限らず、国際的な紛争、危機管理対応や規制当局対応にも従事している。