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バングラデシュ:会社法等の最新投資法制の基礎(第8回)監査人及び会社秘書役(2022年6月13日号)

監査人(Auditor)は、日本の会社法上の監査役とは異なり、後記(3)に記載のとおり、バングラデシュで資格を有する会計士であることが必要とされています。監査人は、会社の帳簿及び会計書類の閲覧権限のほか、貸付に係る担保の適否、取引の適否、会社資産の売却価格、貸付等の適否に係る調査権限等を有します。また、監査人は、会社の会計書類に係る意見を述べる報告書(監査報告書)を作成し、定時株主総会に提出しなければなりません。
会社は、監査人を選任することが必要とされ、監査人は、原則として、定時株主総会で選任されます。会社は、当…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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アジアニューズレター(2022年6月13日号)(431 KB / 3 pages) PDFダウンロード [490 KB]

著者等 Authors

伴 真範

伴 真範 Masanori BAN

  • 法人社員
  • 大阪

シンガポール、ミャンマーの海外駐在、関西大手家電メーカーの社内弁護士を経て、弁護士法人西村あさひ法律事務所 大阪事務所に参加。関西企業を中心に、国内外の買収その他資本提携、危機管理案件、労務問題その他一般企業法務等に広く携わる。案件に応じた適切なチームアップを行い、複雑かつ専門性や新規性の高い案件も、ワンストップで対応する。 欧米、アジア(ASEANを含む)、アフリカ等の諸外国における進出・撤退案件等を幅広く担当し、国際取引全般に豊富な 経験を有する。ミャンマー案件には広く携わり、バングラデシュ等の新興国にも注力する。近時は、大手企業による国内外のスタートアップ企業の買収・投資も複数担当するほか、紛争・高リスク地域や外国人労働者等に関する人権デュー・ディリジェンスを担当するなど、注目を集める新しい分野における実績も重ねる。