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インドネシア:個人情報保護法上のデータ保護責任者の任命条件に関する憲法裁判所の判決

インドネシアの憲法裁判所は、個人情報保護法(以下「PDP法」といいます。)に関する新たな判決(2025年7月16日付判決第151/PUU-XXII/2024号(以下「本判決」といいます。))を下しました。本判決では、データ管理者またはデータ処理者がデータ保護責任者(Data Protection Officer、以下「DPO」といいます。)の任命義務を負う要件を定めたPDP法第53条第1項の解釈について、同条に定める要件は、累積的ではなく選択的である(つまり、いずれかの要件が満たされれば任命義務を負う)…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

吉本 祐介

吉本 祐介 Yusuke YOSHIMOTO

  • パートナー
  • 東京

インドネシアを中心とする新興国の企業法務全般に従事。日系総合商社の本社および米国拠点の法務部・コンプライアンス部門ならびにインドネシアの現地大手法律事務所に出向経験。インドネシア法律事務所出向後、インドネシアにおけるM&A、ファイナンス、訴訟、刑事対応、倒産手続き等、多様な案件に関与。インドネシア・プラクティスチームの主要メンバーとして、インドネシア人弁護士とのネットワークを利用し、現地の実務を踏まえた、効率的かつ機動的な案件対応に強み。また、総合商社出向の経験を活かし、インドネシア以外のフィリピン、カンボジア等のASEAN各国やバングラデシュ、ブラジル等その他新興国のM&A、危機管理案件も多く手がける。