- 当事務所主催
N&Aリーガルフォーラムオンライン
現地化推進とコンプライアンス強化の中国法務
- 日時
- 2024年10月24日(木)15:00~16:30 申込期限:2024年10月21日(月)12:00(JST)
- 会場
- オンライン配信
近時の中国における日系企業の多くは、現地化を積極的に進めようとする一方で、社内監査や内部通報を通じて発覚した様々なコンプライアンス問題に苦慮されている姿を目にします。この二つの課題を共に推進するためには、どのような手法があるでしょうか?
本セミナーでは、まず2024年7月1日施行の改正会社法を、長年変化のなかった現地法人の組織機構を大胆にスリム化させる契機とし、機動的な事業運営を可能にする方策を提案します。
次に、現地化を推進する過程で避けて通れないコンプライアンスの強化、特に社内不正行為の防止方法と不正調査のノウハウをご紹介します。
更に近年注目が高まっている、中国のデータ保護や経済安全保障といった中国特有のリスクについて、最新の実務動向を解説します。
プログラム Program
1. 改正会社法と社内組織の再構築
改正会社法により社内組織機構のスリム化をいかに図るかを、従業員代表董事・監事に関する実務的対応を踏まえて解説します。
2. コンプライアンス強化と不正調査
コンプライアンス強化による社内不正の防止と、不正調査や内部通報制度における様々な実務手法を解説します。
3. 正しく理解するチャイナリスク(データ保護、経済安全保障を含む)
近時のデータ保護や経済安全保障の要点を説明し、チャイナリスクを合理的に把握して過剰に恐れずビジネスを進めるコツをお伝えします。
講師等 Speakers
2012年に現地事務所の代表を開始したのを皮切りに、中国における現地の日系企業の立場に立った問題解決を10年以上実行。労働、不正行為等において、日本の親会社の問題解決に対する希望も念頭に、ソフトランディングによる解決方法を模索することを特に得意とする。
問題発生時に現地の代表者の抱えやすい問題も念頭に、現地において、側にいて寄り添った支援を行うことをモットーに上海を中心に中国企業、高級管理職者を支援する。
大規模な工場の閉鎖、新規の会社設立、日本の親会社にも影響を与えうる不正案件の対応等、現地から日系企業の抱える問題を解決した経験が多数有。また個人情報保護、AI等新しい分野に関連した中国法対応も行っている。
- 注意事項
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- 本セミナーの資料は配信終了後に配布予定となります。
- 本セミナーは収録し、後日アーカイブ配信を予定しています。
20年以上にわたり中国法務を中心に取扱い、数多くの日本企業の対中投資、中国関連のM&A、企業再編・撤退、危機管理、知的財産権、労働、訴訟・紛争案件、および中国企業の対日投資案件で豊富な実績を有する。中国・上海滞在歴は10年を超え、ネイティブレベルの中国語を駆使した、現場での問題解決力がクライアントの信頼を得ている。中国法務・知財分野の執筆書籍・論文・講演は多数に上る。