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  • 中東

サウジアラビアにおける個人データ保護法(1)(2022年11月17日号)

最近まで、サウジアラビアには、一般的に適用される個人データ保護法はありませんでした。もっとも、サウジアラビアでは、憲法上、イスラム法(シャリーア)が最高法規とされているところ、イスラム法下では、個人のプライバシーは保護されていると解されており、秘密の漏洩の場合は、イスラム法違反を問うことはできます。また、医療分野や通信分野等、特定分野にはデータ保護に関する条項を含む法律があり、一般的に適用される個人データ保護に関する法律としては、個人データの削除、破壊、変更、漏洩又は再配布等を意図したコンピュー…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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中東ニューズレター(2022年11月17日号)(267 KB / 4 pages) PDFダウンロード [268 KB]

著者等 Authors

森下 真生

森下 真生 Masao MORISHITA

  • パートナー
  • ドバイ

日本の法律事務所に所属する弁護士としては、唯一の中東地域における長期常駐弁護士。中東・北アフリカのハブであるUAEドバイから、UAE、サウジアラビアを含む中東湾岸諸国、イラン、イスラエル、トルコ、エジプト等を広くカバーする。代理店法、外資規制、経済制裁等の中東固有の法的問題を頻繁に取り扱っており、関連するセミナー・執筆多数。中東では、度々法律と実務の乖離が問題となるところ、現地での多様な経験や人脈を生かした法律内容の提供以上の実務的助言が可能。各国主要法律事務所との関係も深く、弁護士費用のコントロールも含め、適時に適切な連携を行う。また、出向先のJBIC、総合商社電力本部、英国法律事務所での経験も含め、世界各国のインフラプロジェクトに関与しており、インフラ分野にも強みを有する。