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Q&A 実務家のためのフリーランス法のポイントと実務対応

  • 書籍

Q&A 実務家のためのフリーランス法のポイントと実務対応

塚本健夫弁護士が編集委員・執筆者として参加し、杉浦起大弁護士、髙橋宏文弁護士および安本侑生弁護士が執筆に参加した『Q&A 実務家のためのフリーランス法のポイントと実務対応』と題する書籍が、新日本法規より刊行されました。


編者: 第二東京弁護士会 労働問題検討委員会

目次

第1章 法律、政令、規則、ガイドライン等の解説

第1 フリーランス法とは
Q1 フリーランス法の概要と制定経緯
Q2 フリーランス法と他の法制度の違い
Q3 フリーランス法の全体像

第2 フリーランス法の適用範囲
Q4 「特定受託事業者」の定義
Q5 「労働者性」が認められる場合
Q6 「業務委託事業者」及び「特定業務委託事業者」の定義と規制の相違

第3 フリーランスの募集時の対応
Q7 的確表示義務
Q8 募集内容と契約内容が異なる場合

第4 契約締結時の対応
Q9 取引条件明示義務の内容
Q10 取引条件の明示の形式

第5 報酬支払
Q11 報酬支払期日の規制
Q12 再委託の場合の30日報酬支払期日の特例

第6 事業者の禁止行為
Q13 禁止行為の規制の適用対象
Q14 受領拒否の禁止の意義
Q15 報酬減額の禁止の意義
Q16 返品の禁止の意義
Q17 買いたたきの禁止の意義
Q18 物の購入・役務利用の強制の禁止の意義
Q19 不当な経済上の利益の提供要請の禁止の意義
Q20 不当な給付内容の変更・不当なやり直しの禁止の意義
Q21 支払遅延の取扱い

第7 ハラスメント、出産・育児・介護
Q22 ハラスメント対策義務
Q23 妊娠・出産・育児・介護配慮義務
Q24 継続的業務委託の意義

第8 契約の解消
Q25 契約解消の事前予告義務
Q26 予告義務違反の解除の効力
Q27 契約解消の理由開示義務
Q28 フリーランスの中途解約・不更新を制限する契約の効力
Q29 フリーランスの中途解約・不更新に伴う違約金条項の効力

第9 違反行為の申告、制裁
Q30 違反行為の申告と不利益取扱いの禁止
Q31 行政当局の指導、勧告等及び刑事罰

第10 フリーランス・トラブルの解決手続
Q32 フリーランスのトラブル解決のフロー
Q33 労働基準監督署や総合労働相談コーナー等で相談できなかったフリーランスへの対応
Q34 少額訴訟・督促手続
Q35 フリーランス・トラブル110番の和解あっせん手続

第2章 事例検討

第1 運送、配送関係
Q36 労働者性が問題となった事例
Q37 車両に係る費用を天引き又は請求された事例
Q38 報酬を一方的に減額された事例
Q39 配送の再委託の場合の報酬の支払遅延
Q40 病気欠勤を原因とする損害賠償請求
Q41 病気による契約解除を原因とする損害賠償
Q42 誤配、遅配を原因とする損害賠償請求
Q43 契約解除後の報酬残額支払拒否
Q44 自己都合による契約解除を原因とする損害賠償

第2 建設、設備工事関係
Q45 労働者性が問題となった事例
Q46 求人募集においては二次請けである旨記載されていたところ、実際には三次請けであった事例
Q47 工事の施工不良を指摘されたことが原因で報酬の支払遅延が発生し、減額を主張された事例

第3 システム開発、Web制作、デザイン、映像・番組制作、ライター
Q48 労働者性が問題となった事例
Q49 相手方から報酬金額は明示されていたが、金額を契約時に合意していなかった事例
Q50 デザイナー業務の再委託において、報酬の支払遅延が発生した事例
Q51 成果物を納品したにもかかわらず、報酬の支払を拒否された事例
Q52 完成前のWebサイトを無断で公開され、さらに報酬の減額提示を受けた事例
Q53 契約上の業務以外の依頼を拒否したため、報酬全額の支払がなされなかった事例
Q54 Web制作に当たりコンサルティング料を請求された事例
Q55 予定していた業務が増えても報酬が変わらず、逆に本来の業務以外の業務を要請された事例
Q56 成果物の納品後にやり直しを要請された事例
Q57 相手方の事情により成果物の納期が遅延したにもかかわらず損害賠償を請求された事例
Q58 契約期間の途中でラジオのパーソナリティの出演の降板を告げられた事例
Q59 発注者のために受託の態勢を整えていたにもかかわらず、一方的に解約された事例
Q60 相手方に攻撃的な発言、指示をなされたため、体調不良となった事例
Q61 他のフリーランスからパワハラを受けた事例
Q62 取引条件が不明確であったため、著作権の所在が問題になった事例
Q63 一度納品したWeb記事について返品を受け、契約期間満了前に中途解除をされた事例
Q64 募集要項に記載された委託業務が実際には存在していなかった事例

第4 舞台、演劇関係
Q65 労働者性が問題となった事例
Q66 劇団の内部でいじめ、嫌がらせが発生した事例

第5 スポーツ指導、講師、調査員
Q67 インストラクターの労働者性
Q68 一定期間無償での業務を求められた事例
Q69 予備校の新規開校前に契約を解除されて、他の予備校との契約が事実上不可能となった事例
Q70 報酬金額について納得のいかない単価を押しつけられた事例

第6 営業
Q71 報酬全額について何度催促しても支払が実現しなかった事例
Q72 顧客からのクレームを理由に相手方から損害賠償を請求された事例
Q73 言い掛かりに近い理由から契約を解除された事例
Q74 ハラスメントを受け、適応障害と診断されたため、慰謝料の請求を希望する事例

第7 美容関係
Q75 報酬から手数料や材料費等が差し引かれた事例
Q76 契約解除を原因として損害賠償を請求された事例
Q77 相手方から競業避止義務の同意書にサインを強制されて契約の解除を求めた事例

第8 その他
Q78 競業避止義務

著者等 Authors