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EU:データ関連の欧州司法裁判所判決の最新動向(6)(処理活動の記録作成義務違反等は消去権・処理制限権を付与する不適法な処理とならないと判断された事例)(2023年7月4日号)

GDPR17条1項(d)は、個人データが不適法に処理された場合、データ主体に個人データの消去を得る権利(以下「消去権」という。)を認めている。また、GDPR18条1項(b)は、処理が不適法であり、かつ、データ主体が個人データの消去に反対し、その代わりに当該データの利用の制限を求める場合には、個人データの処理の制限を得る権利(以下「処理制限権」という。)を認めている。管理者によるいかなる義務の違反が、消去権及び処理制限権を発生させる「不適法」な処理となるかが問題となった事案において、2023年5月4日、欧州司法裁判所は、処…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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