体系グローバル・コンプライアンス・リスクの現状
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書籍
体系グローバル・コンプライアンス・リスクの現状
- 求められるわが国の対応指針 -
川合弘造弁護士および渋谷卓司弁護士が執筆に参加した『体系グローバル・コンプライアンス・リスクの現状 - 求められるわが国の対応指針 - 』が、きんざいより刊行されました。
監修: プロモントリー・フィナンシャル・ジャパン
著者: グローバル・コンプライアンス研究会
書籍詳細
第1章 グローバルな規制潮流の変化とコンプライアンス・リスクの複合・つながり
第2章 AML/CFTのグローバルな変化と求められる措置
第3章 反社会的勢力への対応措置とそのグローバルな含意
第4章 マネー・ローンダリング対策法制の経緯
第5章 貿易安全保障
第6章 特定国への経済制裁措置
第7章 外国公務員等贈賄防止と米国海外腐敗行為防止法 / 2010年英国贈収賄禁止法対応
第8章 内外独禁法の厳格運用への対応
第9章 FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)の概要とわが国の対応
- 関連リンク
著者等 Authors
独禁 / 通商・経済安全保障
- 米国M&A最新動向―米国司法省による新セーフハーバー・ポリシーの発表―(2023年10月23日号)
独禁 / 通商・経済安全保障
- 経済安全保障と貿易救済制度の活用について(2023年3月8日号)
クロスボーダー、グローバルなコンプライアンス問題対応を中心とする企業危機管理業務に従事する。国内外におけるカルテル・贈賄・会計不正・インサイダー取引・相場操縦・品質偽装問題その他の不正・不祥事等につき、事実調査・当局対応・再発防止策の助言等を通じて、その対応を支援。会計不正等の調査委員会委員長等を歴任。日本企業の東南アジア・米国等海外拠点での問題対応、外国企業の日本での捜査/規制当局対応・争訟対応に強みを有する。1992年から2010年まで検事。東京地検特捜部等で、重大ホワイトカラー犯罪等の捜査・公判に従事したほか、法務省刑事局(刑事法制課・国際課)、外務省在ジュネーブ国際機関日本政府代表部で、犯罪・人権関連条約の起草・交渉、国際捜査協力等の渉外業務に従事した。ジュネーブ在勤中にジュネーブ国際大学でMBA取得。
競争法の分野においては、多数の談合や国際カルテル事件、日本内外の企業結合審査対応、優越的地位濫用事件や最新のプラットフォームやデジタル関連の単独行為事案などを手がけてきている。また、資源の寡占・独占への対処案件やLNGのアジア市場における競争環境を促進するための案件も手がけるなど、資源エネルギー分野にも強みを有する。
国際通商法の分野では、経済産業省の政府内弁護士として、中国レアアース事件をはじめに多くのWTO紛争を担当。当事務所においても、国内外のアンチダンピングや補助金相殺関税の申請活動や応訴活動を常時手がけているほか、WTO紛争解決手続への参加を含むWTO協定に関する案件、CPTPP、日EUEPA等の経済連携協定に関する案件、投資協定仲裁に関する案件、輸出管理、投資規制、経済制裁をはじめとする経済安全保障分野の案件を多く手がける。
近年はこうした分野の知見・経験を活かし、デジタル分野の法政策・規制やサスティナビリティ関連の公共政策に関連する案件への取組みも強化している。
独禁 / 通商・経済安全保障
- トランプ2.0の通商・経済安全保障政策の概要
独禁 / 通商・経済安全保障
- トランプ2.0の通商・経済安全保障政策の概要
独占禁止法/競争法分野では内外のカルテル/私的独占等の違反被疑事件・企業結合案件・コンプライアンスのいずれについても対応し、国際的な弁護士評価誌でも我が国で最高ランクの評価を得ている。大型国際カルテル案件の処理や著名な企業結合の実現に貢献。通商法分野では我が国における開拓者として知られ、民間企業及び政府機関の双方に助言を継続しており世界的に知名度も高い。内外企業を代理して、日本の不当廉売関税や補助金相殺関税案件に関与。海外当局による不当廉売関税調査対応の他、輸出規制、政府調達協定を巡る日本国内紛争に従事する。上記分野に限らず、国際的な紛争、危機管理対応や規制当局対応にも従事している。