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書籍
事業再生の迅速化
事業再生迅速化研究会(代表: 長谷川宅司弁護士)を編者とし、森倫洋弁護士、福岡真之介弁護士、紺田哲司弁護士、富松由希子弁護士および松原由佳弁護士が執筆に参加した『事業再生の迅速化』が、商事法務より刊行されました。
書籍詳細
第1章 更生手続における手続の迅速化と債権者の関与
第1節 DIP型更生手続
第2節 商取引債権の保護と事業再生の迅速化
第3節 新規融資金融債権者の保護
第4節 債権者の関与のあり方
第2章 更生手続の迅速化実現に向けた諸施策と問題点
第1節 DIP型更生手続におけるスポンサー選定と情報開示
第2節 事業再生ADRと更生手続との連続性と基準時
第3節 会計税務の事業再生の迅速化との各種事業再生制度の段差等に伴う問題
第4節 更生手続における上場維持
第5節 会社分割の活用と担保権消滅請求制度の改正提言
第3章 更生手続における不動産処分連動方式
第1節 処分連動方式の概要と問題点(適法性)
第2節 処分連動方式の実際
第3節 処分連動方式を採用する予定の更生担保権についての認否
第4節 会社更生法における処分連動方式に関する規定の新設
第5節 再建型倒産法制の統合と処分連動方式
第4章 グループ企業における更生手続に関する諸問題
第1節 事業再生におけるグループ企業の分析の必要性
第2節 更生手続開始申立対象会社の選定基準
第3節 更生手続における子会社のコントロール(親子会社間の利害対立の問題)
第4節 グループ更生会社間の代位と求償の処理
第5節 グループ企業に関する更生計画の立案上の問題点
第5章 国際事業再生の諸問題
第1節 海外事業または海外子会社に関する方針決定
第2節 国際的な日本企業が法的整理を開始した場合の実務上の処理
第3節 国際倒産における倒産実体法(国際倒産私法)
第4節 国際的企業グループの倒産処理
第5節 更生手続における債権者への情報開示―海外の債権者の視点から
AI/ロボット分野においては、AI・ビッグデータ・IoT等を中心に取り扱っており、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める。「AI・IoTの法律と戦略」、「AIの法律と論点」、「データの法律と契約」等の著書がある。 企業法務分野については、一般企業法務、M&A、コーポレートガバナンスを取り扱っており、「監査等委員会設置会社のフレームワークと運営実務」「インサイダー取引規制の実務」「株主総会の実務相談」等の著書がある。 事業再生分野については、多数の案件に債務者側代理人または債権者側代理人として関与。特に国際的倒産事件を手がけている。 直近では、第一中央汽船株式会社の民事再生申立代理人、日本航空株式会社の会社更生申立代理人、エルピーダメモリ株式会社、株式会社武富士、Mt. Gox社の債権者代理人等を務める。